弁護士立会いのもと、妻本人と話し合いをした上で離婚に至った事案

紛争の内容
依頼者X(男性)は、妻であるYから離婚の請求をされました。
またYは一方的に家を出て行ってしまいました。
その後Yの代理人弁護士から通知が届きました。
Xとしては、Yとの離婚はやむを得ないと考えたものの、Yとの婚姻生活も長かったことから、一度Yと直接会って話をしてから区切りをつけ離婚をしたいと考え、弊所の弁護士に依頼することにしました。

交渉・調停・訴訟等の経過
Yの代理人弁護士に対し、4者(X、Y、双方の弁護士)での話し合いの場を設けるよう要請しました。
そうしたところ、Yからも了解が得られたため、4者で会う機会を設けました。
その結果、XもYも気持ちを伝え合い、納得して離婚することに合意しました。

本事例の結末
XからYに対し、特段金銭的な支払いは無い状態で離婚に至りました。

本事例に学ぶこと
弁護士が介入し4者での話し合いが実現したことで、比較的早期に離婚協議がまとまりました。

当事者間の協議だけでは中々話し合いが困難な事案でも、弁護士が介入、立ち会うことで直接話し合いの場を設けることができる場合もあります。お悩みの場合は、是非一度弁護士に相談いただければと思います。

弁護士 小野塚直毅