不貞相手から慰謝料200万円を交渉開始から2か月以内に回収した事例

紛争の内容
Aさんは、結婚して10年になる妻であるBが、男性Yと不倫していることに気付きました。BとYが不貞している証拠となる写真やメッセージのやり取りなどもあったことから、AさんはBの不倫行為は間違いがないものと確信し、Bとの離婚を決意するとともに、不倫相手Yに対して慰謝料請求したいと考え、弁護士に相談・依頼しました。

交渉・調停・訴訟等の経過
不貞相手Yは、Bを介してAさんに弊所の弁護士が代理人として就任したことを知り、自ら代理人弁護士に依頼をしました。当職には不貞相手Yの代理人弁護士から通知が届き、以後、双方代理人間でやりとりをすることになりました。

本事例の結末
交渉の結果、不貞相手Yは不貞の事実等を全て認め、200万円の慰謝料の支払い義務があることを認める等の内容で示談することになり、その合意のとおりYは期限内に慰謝料全額を一括で支払ってきました。当職が受任通知をY側に送付し、上記慰謝料全額の支払いを得るまで、わずか2か月足らずでの解決となりました。

本事例に学ぶこと
裁判上、不貞慰謝料の額は様々な事情に基づき決まりますが、その内、配偶者による不貞行為を理由に離婚するに至ったという事実は増額の理由になります。

今回の依頼者は、Yによる不貞行為を発覚し離婚を決意いたしました。

また、不貞相手に対する慰謝料請求は「証拠収集」が重要であります。

まずは、不貞慰謝料請求をすることができるかについて、弁護士にご相談することをおすすめします。

弁護士 相川 一ゑ
弁護士 安田 伸一朗